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ビデオテープの保存



ビデオテープは何年くらい保存できるのかとよく聞かれます。

20年以上前に録画されたテープの多くは今でも正常に再生できます。 しかし、保存状態が悪いと、
再生画面にノイズが入ったり、全く再生できなくなったりします。
また、テープがビデオデッキの中に巻き込まれたりするトラブルの原因にもなります。

一般にビデオテープの寿命は40年以上といわれていますが、いつまできれいな状態で再生できる
かは保存法次第。 子供の成長記録、ブライダルビデオなど二度と撮影できない貴重な映像が
失われることのないように、ビデオテープの保存には十分注意しましょう。

長期保存するためには ・・・


●湿気のない場所に保管しよう。

photo1 カビが付着したテープをビデオデッキで再生させると、数秒で目づまりが
発生し再生できなくなります。 一旦ビデオテープにカビが付着すると
元の状態には戻せません。   押し入れの中、結露の発生する窓ぎわ、
床に置いた段ボールの中などは保存場所として適しません。

人間にとって快適な環境がテープにとっても良い保存場所となります。

(左の写真は湿気の多い窓際に版ボール箱に入れて置いていたもの)

●巻き戻してから保存しよう。

photo2 ビデオテープを途中まで再生した状態で長期間保存していると、空気に
触れている直線部分がワカメ状になり、画像に乱れがでることがあります。
完全に巻き戻してから保存する習慣をつけましょう。
テープの先端部は特に傷みやすいので、10~20秒空回しした後に
内容を記録すると良いでしょう。

(VHSテープを巻き取った状態は右側が空になります)

●ケースに納めて立てた状態で保存しよう。

photo3 ビデオテープにほこりが付着しないよう、必ずケースに入れて保管するクセを
つけましょう。VHSテープはほこりが付着しやすい構造なので特に
注意が必要です。
テープは横積みにしないで立てた状態で保管しましょう。横置きで保管する
と、テープの巻きむらによる段差がストレスになり、トラブルの元になります。
従って、ビデオテープを放り投げたりするのは厳禁です。

●最低1年に1回は巻きなおそう。

photo4 ビデオテープは磁気記録されているので、長い間放置していると磁気
転写がおこり画像や音声にノイズが入ることがあります。
最低1年に1回は早送り巻き戻しをするのが理想です。
(なかなか実行することはできませんが)

●貴重なテープは密閉状態で保存しよう。

photo5 すごく空気が乾燥している日に、湿気を完全に遮断するビニール袋など
で包み、口をテープで密閉した後、湿度の少ない場所に置いておくと
安心です。
編集済みの素材テープなどはこの方法が良いかもしれませんが、
一般的なビデオテープの保存法としては失格です。

●DVDビデオなどのデジタルデータに変換しよう。

photo5 ビデオテープが長期間保存できたとしても、それを再生するための
ハードが手元になくなれば見ることができなくなくなります。

8ミリビデオで保管されている「お子様の成長記録」やVHSテープで
保管されている「ブライダルビデオ」などの貴重な映像は、早めに
DVDなどのデジタルメディアにコピーしておくと安心です。